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1962年生まれのフリーランサー雑日記
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1960年~2000年、大学生初任給の推移

1960年 16,115 
1965年 24,102  
1970年 40,961 
1975年 91,272 
1980年 118,138  
1985年 144,541 
1990年 173,996 
1995年 198,063  
2000年 201,389  

2012年は、207、585となっているので上記の推移からみると
2000年からほぼ横ばいと言える

今世紀になり、明らかに流れが変わっている
「多額の住宅ローンを抱える」ということ一つ取っても
それは高度成長を前提とした「昭和の常識」に過ぎない

再来年は終戦から数えて70年に当たる
終戦時から同じくらいの年月で過去をみると
刀を腰に差した侍がみえる江戸末期なのである

「常識」と「非常識」は、恐ろしいほどにあっさりと変幻する
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トヨタが1967年〜1970年に販売した伝説のスポーツクーペがトヨタ2000GT

これまで車には全く関心を寄せたことがないが、従兄がブラモデルを作りながら「この車を買うのが夢」と語っていたのが強烈な印象として残っている

どこにでもあるようで、微妙に差異(彩・采・才)を放ち人を惹きつけるものが、どの世界にもある

「車は実用的なものがよい」と思っている私でさえ、なにか魅力を感じる

わずか337台の生産で終わったこともあり、米国で116万ドルで落札されたニュースを目にした

ちなみに従兄が最初に購入したのは、1969年から販売が続いているフェアレディZであった。こちらは全世界総生産台数が55万を超えるとのこと

販売台数だけでは計れない「人気」というものが存在するのだと感じる
1964年12月4日英国でビートルズ4枚目のアルバムが発売された。クリスマス商戦に間に合わせて即興的につくられた感のあるアルバムは、それをストレートに表し「ビートルズ・フォー・セール」というタイトルがつけられた。昨年大々的に企画された人気投票においては、最も投票数の少ないアルバムとなった

そのオープニングを飾っている曲が「ノーリプライ」。米英ではシングルカットされず、ベストアルバムにも選曲されていないことからビートルズファン以外には、あまり知られていない。それでも個人として最も好きなビートルズナンバーなのである

ビートルズ前期の魅力を凝縮した名曲だと思っている。なによりも、このナンバーでのジョン・レノンの声は誰にも真似ができない、特別なもの

「返事がない」という意味のタイトル、電話をしても尋ねても居留守を使う彼女のことをネチネチと綴った歌詞、こういった曲をうたわせたらジョンの右に出るものはいない

知合いのミュージシャンが「不良でなければ出せない音があるんだ」と語っていたのを思い出す

両親に捨てられた幼い「孤独感」は高度成長期に日本で生まれた私などが知る由もないが、「ロックだけがリアルだった」と語るジョンの魂は、誰の心にも届くのである
チキンラーメンの発売が1958年、カップヌードルの発売が1971年なので、1960年代はインスタントラーメン開発という点では端境期とも言える。しかし、それを最も多く購入もしくは食した年代は1960年代生まれではないだろうか?

2011年時点でカップヌードルは80ヶ国で販売され、総出荷数は310億を超えるとか・・・いろいろな意味で恐ろしい数字だ

昭和10年生まれの母親がインスタント食品を毛嫌いしていたことにより、個人的に中学までは口にすることは少なかった

最も利用したのは、大学時代に一人暮らしを始めた時だ。これまでに、どれくらいの数を食べたのかは全くわからないが、そのほうが幸せだ

2003年から菜食になり、全く口にしなくなった。それでも「あの独特の旨味」は懐かしさと満足感の思い出に繋がるのである
初めて上京した時に叔父が東京見物に連れていったことを、このブログに記したが、その叔父は資材系の建築会社を営んでいた

叔父は1964年東京オリンピックの建築需要で、大きな財を築いていた。リンカーンというアメ車に乗り、自宅には高級輸入酒や装飾品が並び、飼い犬3匹の中のシェパードは学校に通わせていたりもした

叔父の家に遊びに行くことも多く、大人の会話もよく耳にした。その中で、「設計書に記された鉄筋資材よりも細いものを使って利益をあげるのが業務の常識」であるようなことを話していたのを小学生ながら覚えている

その業界がどの範囲なのかは知らないが、全く根のない話ではないだろう。東京オリンピック開催の10年後制作された「タワーリングインフェルノ」という映画の中で起きる火災の原因も「設計書と違う資材」だった

ここ最近、オリンピックの東京招致が話題になっている。私の場合、「東京オリンピック」と聞くと、首都高速が横倒しになる光景を連想してしまう。子供の時に受けた印象というのは本当に強いと思う

招致に費やす金の流れも含め、この単語と一緒に記憶された感情は、すこぶる悪いのである


1960年代に生まれて
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